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お知らせ
『奇跡?』を人流分析で科学する
街を歩いていると、ふと思うことがあります。
「今この同じ道を歩いてる人たちって、みんな違うところに住んでるんだよな。。。」
日本には1億2000万人がいろんな場所に住んでるのに、偶然同じところに集まっています。
ある意味で「奇跡」だなと感じるのです。
でも、それって本当に「奇跡」でしょうか??
なんとなく「この街に来る人って、きっとあの辺に住んでるよね」っていう、なんとなくのイメージがあるのも事実。
じゃあ、人流データを使って確かめてみましょう。
新宿駅に来る人たちの居住地を、Datawise Area Marketer の「商圏分析機能」を使って調べてみる
Datawise Area Marketer には「商圏分析機能」があります。
その施設に来ている人たちはどんな場所に住んでるのか?を確認するための機能です。
流通小売・飲食業界では店舗を新規出店する際、出店候補地の市場ポテンシャルを見るためであったり、
既存店の来店顧客の属性を明らかにするために使われています。
一方、自治体や官公庁では公共施設の来訪者属性から運営改善の重要データとして使われたり、
観光客の動きを知るためなど、あらゆる使われ方をされています。
今回はこの機能を使って、新宿駅に来る人たちがどこに住んでるのかを調べてみたいと思います。
日本最大級のデータボリュームを誇るドコモGPSデータを基に、
AI機械学習によって最高精度の分析を直感的な操作で実現できます。
さあ、分析結果が出ました!
さすが日本最大のターミナル駅です。とても広範囲の人が新宿駅に来てるんだという事が分かりますね。
特にJR中央線・小田急小田原線に住んでいる人たちは、高い確率で新宿駅に来ているようです。
じゃあ、他の駅はどうなのか?
こうなってくると、「他の駅に来る人ってどうなのか」気になってきませんか?
じゃあ、すぐ比較してみましょう!
Datawise Area Marketer は、こうした施設ごとの来訪者の分布の比較も簡単にできます。
新宿駅(赤)、池袋駅(緑)、渋谷駅(青)それぞれに来た人がどこに住んでるのかを比較した地図がこちらです。
こうしてみると、データを基に以下のようなことが分かってきました。
■西武池袋線、東武東上線沿線に住んでいる人は、高確率で池袋駅に訪れている。
■池袋駅には、埼玉県(JR宇都宮線沿い)からの来訪者も多い。
□東急線、京王井の頭線沿線に住んでいる人は、高確率で渋谷駅に訪れている。
□渋谷駅には、神奈川県(川崎市西部)からの来訪者も多い。
ふむふむ。おもしろいですね。
もっと多くの駅と比べてみたい!
ちょっと楽しくなってきたので、新宿駅・池袋駅・渋谷駅に加えて、品川駅・上野駅、そして東京駅の合計6駅を比較してみました。
Datawise Area Marketer は、2023年12月に商圏比較できる施設数を6つまで増やしました。
(プレスリリース)
前回と同じく、新宿駅(赤)、池袋駅(緑)、渋谷駅(青)に加えて、品川駅(オレンジ)、上野駅(黄)、東京駅(紫)とで、それぞれに来た人がどこに住んでるのかを比較した地図がこちらです。
すごく綺麗に分布されてませんか?
■京急線沿線に住んでいる人は、高確率で品川駅に訪れている。
■品川駅には、神奈川県(川崎市東部・横浜駅方面)からの来訪者も多い。
□京成線、東武伊勢崎線沿線に住んでいる人は、高確率で上野駅に訪れている。
□上野駅には、千葉県・埼玉県・群馬県の広範囲(柏~熊谷~高崎)からも来訪されている。
■東京駅は他の5駅と比べて「このあたりの人が良く来ている」という傾向値はそんなにないが、極めて広い範囲の人が多く訪れている。
手元操作ですぐ、目の前の事象に「客観的な根拠」を見いだせるツール
こうしてみると、街行く人たちは決して偶然出会ったのではなく、大体住んでいる場所の傾向があるということが、定量的・客観的にお判りいただけたかと思います。
これらは大規模予算を投下した調査の必要もなく、Datawise Area Marketer を使えばものの数分で分かる情報です。
改めてにはなりますが、これを活用することで、以下のことが可能になります。
- 流通小売・飲食業界では店舗を新規出店する際、出店候補地の市場ポテンシャルを見るためであったり、既存店の来店顧客の属性を明らかにするために使われています。
- 自治体や官公庁では公共施設の来訪者属性から運営改善の重要データとして使われたり、
観光客の動きを知るためなど、あらゆる使われ方をされています。
ご興味頂けましたら是非無料トライアルを!